カメラ

大人気一眼レフカメラ Nikon D3400 をレビュー!

目次

Nikon D3400の紹介

コンパクトで機能充実のビギナー向け一眼レフ

カメラに求められることってなんでしょうか。

プロの職業カメラマンとスマホのカメラで満足している人とでは全く変わってくるとは思いますが。それでもまずは取り回しが簡単なことでしょうか。せっかく買ったのに重くて持ってあるくのが大変なんてことだとそのままタンスの肥やしになってしまいます。

スマホのカメラに満足できなくなって一眼レフを買っても使い方が複雑で使いこなせないとやっぱりタンスの肥やしになってしまいます。そういったカメラを始める人に必要な要素を備ているのかNikonのD3400というカメラになります。

このカメラは、気軽に持ち出せるコンパクトさと便利さ、カメラ初心者だけでなく、中級者あるいは上級者でも満足できるだけのポテンシャルを持っていて末永く使えるカメラなのです。

専用アプリで高画質画像を常にスマホに転送・すぐにシェア

2016年に発売されたNikonD3400ですが、その前モデルのD3300から劇的に変化したことがあるのです。それはBluetoothを利用してスマホに写真データを転送できるようになったことです。スマホにアプリをダウンロードして設定しておけば、撮った写真を自動でスマホに送ってくれるのでいちいちスマホをさわって選択して取り込んで…といった煩わしい操作をしなくてもよいのです。そして撮った写真をその場でSNSにUPすることも可能なのです。その代わり気にせずガンガン撮った写真はスマホの空きスペースをガンガン圧迫しますのであしからず。

Nikon D3400はなぜ人気なのか?

テクニックなしでイメージ通りの写真が撮影できる

モードを「GUIDE」にあわせて、液晶に表示される選択肢を選んでいくと、それだけで背景のボケた写真や花や小物のアップだったり、車や電車の動きを止めた写真を撮ることができるガイドモードが搭載されています。

前モデルD3300や同価格帯ライバル機との比較

前モデルD3300とD3400を比較したとき、その画質や処理性能にそんなに差は無いと考えて問題ありません。総画素数なんかは前モデルであるD3300の方が若干ですが多いくらいです。

前モデルの後継機というよりは、アップデートされたというイメージの方が正しいのかもしれません。よりエントリーモデルとして使いやすくなったという感じです。少しだけ軽くなって、電池のもちは大幅に改善されています。注目するべきなのはそこではなくて、やはりBluetoothに対応できるようになった点です。この機能でカメラはずっと身近で便利なものになってくれます。一眼レフの二大巨頭Nikonの対抗馬と言えばCanonと盲目的に言い切ってしまいますが、ライバル機となるのは同じエントリーモデルの価格帯でということでEOS Kiss X7になります。

発売時期に差があるため、X7と比較するとやはりBluetoothを搭載している分だけ使い勝手もよく、カメラとしての性能もD3400の方が優れていると言わざるを得ません。ただ、唯一本体重量だけはX7の方が軽いので、持ち運びは楽です。

Nikon D3400の長所

① 高性能レンズ搭載かつコンパクトで軽量

2016年に発売されたレンズがD3400なら対応しています。AF-Pというレンズなのですが、従来のAF-Sレンズはピント調節を超音波モーターで行っていました。これをステッピングモーターで行うことによって、より静かに、より速くピント調節を行うことができるようになったのです。このレンズを買って、ふたを開けてそのまま使えるのはD3400ならではのメリットです。前モデルのD3300も使えることは使えるのですが、フォームウェアのアップデートが必須となります。

前モデルと比較してもサイズはそのままで部品の一部をカーボンに変更することで強度を維持しつつ軽量化に成功しています。軽くてコンパクトなので、気軽に持ち出すのに適しています。

② オートフォーカスが速い

そんな訳で、レンズの恩恵をダイレクトに受けることのできるD3400はオートフォーカスが速いのです。その高速を直に感じることができるのはライブビュー撮影の時です。今までのNikonのカメラでライブビューで撮影をしようとしても「もっさり」とした動きでしたが、このレンズを使うことでサクサクと快適なライブビュー撮影を行うことができるようになったのです。

③ VR機構で望遠撮影時の手ブレも高精度に補正

VR機構とはNikon独自の手振れ防止機構のことで、Vibration Reduction(振動減少)の略です。そしてこの機構の搭載されたレンズを使用できるのもD3400の強みです。この手振れ防止機構を使用することでシャッター速度を3.0~4.0段遅くすることができるようになります。

手振れ防止スイッチをONにすることで、シャッタースピードの選択肢の幅が増え、ファインダー内の映像のブレも補正してくれるのでピント合わせも簡単にしてくれるし、構図を悩む時間も作ってくれます。

Nikon D3400の短所

① ファインダーをのぞいたまま設定できる機能は限られている

エントリーモデル全般に言えることなのですが、ボタンやダイヤルが少ない傾向にあります。そのため、ファインダーを覗いたままワンアクションで設定を変更したり、液晶を見ながら項目を選択して、設定を変更して…としなければならないカメラとなります。

② 動画撮影は4K未対応でマイクがモノラル

動画撮影の機能はおまけ程度に考えた方が良いです。餅は餅屋。動画撮影用のビデオカメラを用意ください。まず、D3400の動画撮影は4K撮影にに対応していません。他メーカーであったり、もっと上位機種では対応しているカメラもあるのですがD3400ではフルハイビジョンでの撮影が精一杯となります。

また、動画撮影時のオートフォーカスも、残念ながら写真撮影の時と同じ要領での調整となっているので、撮影した動画を見てみるとどうしても違和感を覚えてしまいます。

また、マイクもモノラルのみとなっているので、例えば運動会や発表会等を撮影したときに、映像と一緒に聞こえてくる音声を聞いたら物足りなさを感じてしまいます。これは前モデルのD3300であれば外部マイクに対応しているため、補うことができていたのですが、D3400では未対応のためモノラル音声で我慢するしかないのです。

Nikon D3400の便利な機能

① SnapBridgeでスマホと簡単接続、手軽にシェア

D3400でできることにBluetoothを利用してスマホと連携させることで撮ったデータをスマホに自動的に送信できるようになりました。この機能を利用するにはスマホにアプリをダウンロードしておく必要があるのですが、事前に設定しておくことで後は特に気にすることもなくポンポン勝手に写真をスマホに送ってくれるのです。そうして転送された写真を使ってSNSを更新してやれば、スマホで撮った写真しか使えない他の記事とは一線を画すこと間違いないでしょう。

② ガイドモードでビギナーでもイメージ通りの撮影ができる

ダイヤルを合わせるだけで使えるようになるガイドモードに従って表示される選択肢を決定していくと、それだけで簡単に撮りたかった写真を撮ることができるのです。ダイヤルをGUIDEに合わせて、液晶に表示される選択肢を選んでいけば、一眼レフの真骨頂であるボケも自由自在だし、動きのある写真ならせっかく決定的瞬間を捕らえることができたのにブレブレだったなんてことがないように、適切なシャッタースピードも教えてくれるのです。

③ 毎秒5枚の連写速度でお子様の運動会もイキイキ記録

毎秒5枚。0.2秒に一枚のスピードで写真が増えていく。遅いのか速いのか。ちなみに前モデルのD3300だとこれが毎秒4枚でした。人のまばたきにかかる時間が0.3秒と言われています。それに比べると十分過ぎる速さだと思いませんか。これだけのスピードがあれば、運動会のかけっこでオートフォーカスで追っかけたお子さんのゴールの瞬間を撮りこぼすなんてこともありません。

Nikon D3400の活用法

① 画像編集やエフェクトで写真や動画をアートに

ダイヤルをEFFECTに合わせてやるだけで10種類の特徴的な写真を撮ることができます。
コントラストの高い鮮やかな写真。明るくてポップな写真。輪郭を強調して色数を減らしたイラスト風に。背景はそのままで人物だけ明るくしたり、ジオラマ風にしたり、面白い写真を簡単に撮ることができます。

② HDMI出力対応だからテレビの大画面で楽しめる

HDMIに対応しているのでテレビに簡単に接続して撮影した写真や動画を大画面で大勢で見ることも簡単にできます。HDMI-CEC対応テレビのリモコンであれば、そのままリモコンを使ってカメラの再生操作をすることもできます。

③ ノイズリダクションをONにして夜景を撮影

夜景や星を撮ろうと長時間シャッターを開けて撮影をするとノイズが発生してしまいます。デジタルの宿命とも言える「長時間ノイズ」なのですが、これは同じ条件で撮影した場合、同じように発生します。そしてこの「長時間ノイズ」を無くしてしまうのが「ノイズリダクション(長時間ノイズ軽減)」になります。

Nikonの場合は「長秒時ノイズ軽減」を設定でONにしてやるだけでカメラのなかで自動でやってくれるようになります。仕組みとしてはこの「長時間ノイズ」が同じ条件で撮影したときには同じように発生するので、元の画像からこのノイズを取り除いてやるという方法で行います。

具体的には同じ条件で2度撮影して、もとの画像とノイズだけのデータをを作成して、発生してしまったノイズを画像から間引くということをしてくれているのです。なので、シャッターを切ってから2倍の露光時間がかかってしまうという欠点もあります。

一枚撮って終わりなら、この欠点はそんなに気になりませんが、これが星の日周運動やホタルの軌跡を表現するような比較明合成などの長時間、複数枚合成するような撮影をしようとしたときには都合が悪くなってしまうので、必要に応じて有効に使ってください。

おススメアクセサリー

① リモコンML-L3

ワイヤレスでシャッターを切れるので、撮影時の手振れを気にせず写真を撮れます。
三脚を使って夜間撮影するときなんかはあると便利です。使うときはカメラ側で設定が必要になります。夜間に三脚を担いでカメラ一式を持って、移動するときにリモコンが有線だと邪魔になるという方には是非という一品となります。かなりニッチな設定になりますが。
かなり小さいので無くさないように注意が必要です。

アクセサリー② バヨネットフード HB-N106

レンズフードは不要な光をカットして、フレア現象やゴースト現象を防いでくれます。また、被写体に近づきすぎてレンズをぶつけてしまうことも予防してくれるので準備することをオススメします。
あと着いているとかっこいいです。

アクセサリー③ 保護フィルム NH-DFL3500

液晶の保護フィルムです。
開封したらキズや汚れが付く前に、最初に張りたいですよね。張るときのコツは…なんてクグッたことのある人もいらっしゃると思いますが、「気泡を入れないように…」とか、「真っ直ぐ張る…」とか、その方法が知りたいんだってイラッとした人も同じだけいると思います。強者は気泡を入れないためにスマホを水のなかに沈めてフィルムを貼ろうとしてスマホを水没させて再起不能にしたとか。

シートを真っ直ぐきれいに貼るコツは、液晶画面の長い辺で位置決めをすることです。液晶シートを貼ろうとすると、なぜか短い辺にまず合わせようとしてしまいます。スマホだったら上から下。液晶なら左から右。もしくはその逆で。そうではなくて、スマホなら左から右へ。液晶なら上から下へ合わせるのです。そうしてやることで、最初に合わせた時にどうしても発生してしまう「ズレ」の影響が小さなうちに反対側まで貼り終えることができるんです。

貼り始めには気づけない小さなズレも移動する距離が長くなると大きくなってしまいます。移動する距離を短くしてやることで、小さなズレを小さなうちに終わらせることで、きれいにシートを貼ることができます。気泡については気合いでなんとかしてください。

Nikon D3400に関するQ&A Q&A

Q&A① SDカードはどんなものでも使用できる?

アクセス速度の速いSDカードをオススメします。
Nikonからも「フルHD(1920×1080)、HD(1280×720)動画撮影には、SDスピードクラスがClass 6以上のカードをおすすめします。転送速度が遅いカードでは、動画の撮影が途中で終了することがあります。」と発信されています。
データ転送の遅いSDカードを使っていた場合、連写をして短い時間に大量のデータが発生したときに、データの保存が間に合わずに連写が途中でストップしてしまうことがあります。

せっかくの毎秒5枚の連写です。きちんとスペックを発揮できる環境を整えてあげましょう。でも実際のところ使えるのであればなんでも行けます。
公式には使えると言ってくれませんが、使ってみて使えたならそれは使えるということです。

Q&A② 撮影可能枚数、再生時間はどのくらい?

SanDisk社製16GBのExtreme Pro SDHC UHS-1メモリーカードを使用した場合ですが、データの保存形式とサイズ、画質モードによって変化しますが、だいたい320コマから10,300コマまで撮影することが可能です。再生時間の目安は8.5時間となります。

Q&A③ もっと本格的な画像編集がしてみたくなったら?(→ニコンのソフトウェアをダウンロードする)

Nikonの提供しているソフトウェアをダウンロードすることで、より高度な編集を撮った写真に施すことができます。「ViewNX-i」と「Capture NX-D」の二種類があって、「ViewNX-i」は主に撮った写真の閲覧に向いていて色調整やクロッピングなどの基本的なものは揃っていますが、ノイズ除去やレタッチ機能など、ちょっと凝った編集は出来ません。その代わり、メモリーもあまり食わず、比較的軽く動作します。

それに対して「Capture NX-D」は編集機能が優れています。ViewNX-iには無いノイズ除去編集機能があったり、自動レタッチ機能が有ります。編集前と編集後の写真を並べて、違いを比較して見ることも出来ます。有料の画像編集ソフトも世の中にたくさんありますが、そこまで凝った編集をしないのであればNikonプロデュースの2つのソフトを駆使することで大概のことは処理できます。

Nikon D3400をおススメする理由まとめ

撮影も共有も簡単快適、ビギナーにもやさしい本格派

撮影できる写真が綺麗なのは当たり前で、そこからどれだけ付加価値を加えられるかで「買い」か、「そうでない」かを判断しましょう。

その点このNikonD3400はエントリーモデルでありながら中級、あるいは上級者でも満足できるだけの撮影能力と、コンパクトなサイズと重さで気軽に外に持ち出せて、ネットでわざわざ調べなくてもカメラが撮りたい写真に最適な設定を教えてくれ、簡単な編集ならカメラででき、撮った写真も自動的にスマホに送ることができてそのまま友達とシェアできます。以上の理由から、NikonD3400は強くオススメします。