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一眼レフカメラの傑作 Nikon D300sのここがすごい!徹底レビュー!

目次

Nikon D300sの紹介

Nikon D300sはここがすごい!徹底紹介!

Nikonのデジタル一眼レフカメラの中でも「傑作」、「往年の名機」とキーワードとともに今でも人気のある「Nikon D300s」

なぜ今でも人気があるのか、おすすめポイントと撮影するシーンや使い方によっては古さだったり、不満を感じてしまうデメリット部分、それぞれについてしっかり解説していきます。

D300の後継機種であり、中上級者向けのロングセラーモデル

「Nikon D300s」は2009年8月に「Nikon D300」の後継機として発売されました。
APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラの中でも最上位機種、フラグシップモデルとして登場しました。以来、10年もの間、Nikonのデジタル一眼レフカメラユーザー、とくに中上級者にとって人気のある機種でロングセラーモデルとなっています。

Nikon D300sはなぜ人気なのか?

所有感を満たしてくれる、いまだ根強い人気のNikonの傑作モデル

今から10年も前に発売された機種が今でも使用しているユーザーに愛され、購入対象になるというのそうそう聞かれない話です。その事実がすでに「Nikon D300s」が傑作モデルということを表しています。「Nikon D300s」の製品キャッチコピーは、「プロフェッショナルを魅了する機動力。」となっており、機能と長所もそのキャッチコピーとすべてつながっていると言えます。

NikonD500との違いを比較

そんな名機「Nikon D300s」ですが、現在販売されている後継機「Nikon D500」との違いにも触れてみましょう。

「Nikon D500」は「Nikon D300s」の後継機として「Nikon D300s」の発売から約7年後の2016年4月に発売されています。後継機として開発されているだけあって、基本性能は「Nikon D300s」の機能を引き継ぎつつ、「Nikon D300s」より性能アップを図っているところが随所に現れています。主な強化点として、まず発売された2016年という時期にあわせて画素数が1310万画素から2151万画素に強化されています。

動画撮影機能も「Nikon D300s」ではHD解像度でしたが、現在の状況にあわせて4K解像度に拡張されています。

モニターの解像度も高くなり、より鮮明に表示することができ、さらにタッチパネル、チルト式ディスプレイになり、より直感的に操作したり、様々なアングルでの写真撮影にも耐えれるように強化されています。

ファインダー形状を丸型に変更し、0.94倍から1.0倍に倍率の向上を行うとともに視野角も広くとり、より広い視野で被写体をとらえることができるようになっています。ファインダー形状の変更は好みもあるため、賛否ともにあると思いますが倍率と視野角が広くなったのは撮影にも影響が出るでしょう。

「Nikon D300s」から省かれしまったマイナス点としては、フラッシュが内蔵しなくなったため、フラッシュ撮影を行うためには別途外付けフラッシュが必要になった点があります。

Nikon D300sの長所

 1/8000秒の超高速シャッタースピードはまさにフラッグシップ

「Nikon D300s」が今でも現行モデルたちより優位性を保っている機能的なポイントとして、シャッター速度が「1/8000秒」という超高速シャッターがあります。「Nikon D300s」の後継機として開発された「Nikon D500」は同じ1/8000秒の超高速シャッターを搭載していますが、他の多くのモデルでは「1/4000秒」のシャッタースピードにとどまっていることが多く、まさに「一瞬を切り取る」といった性能は他の追随を許さない能力を誇っています。

高密度51ポイント、必要充分なAFシステム

オートフォーカス機能は後継機の「Nikon D500」や他の現行モデルフラグシップモデルと比べると、単純な性能比較では、さすがに10年の歳月の経過を感じてしまいます。
しかし、フォーカスポイントは高密度の51点ものフォーカスポイントから選択することでき、AFスピードも高速で、動き回る子供たちにも対応することできるため、今でも必要十分な機能のAFシステムを持っていると言えます。

約0.94倍の高倍率ファインダー

ファインダーは視野角や倍率で後継機の「Nikon D500」に劣りますが、上下左右の視野角が100%になっているため、しっかりと被写体に対して狙いをつけることができます。倍率が0.94倍の高倍率ファインダーになっていることも見やすさに貢献してくれています。

Nikon D300sの短所

現行機種に比べると古さを感じる場面も

後継機の「Nikon D500」との違いでも触れましたが、機能的に10年の歳月を感じしまう点は0でありません。動画撮影では、HD解像度にとどまるため、現行機で4K解像度で撮ったものと、4Kテレビで比較するようなことをすると、さすがに見劣りしてしまうでしょう。

また高感度に対する耐性は現行機に比べると弱く、高感度撮影を行うと、ノイズが乗りやすくなっています。「Nikon D300s」のISO感度で使い物になるのはISO800まで、ISO1600は許容できるかどうかのギリギリラインでISO2000以上は実用に耐えないという意見もあります。

デジタル技術がこの10年で見せた進化を考えると仕方のない部分とも言えます。
また、ISO感度の難点と同様に暗所撮影時のAF性能もうまくいかないシーンがあり、夜間撮影などの暗所撮影は現行のフラシップモデルにはあきらかに譲ってしまう部分となります。

大きくて重いボディ

デジタル一眼レフカメラの本体は基本的に大きく、重さもそれなりにあり、そのボディの大きさや重量感に安定感や撮影感を感じるユーザーもいるため、一概にデメリットと断じることはできませんが、デジタル一眼レフカメラにも軽量化の流れが来ていることを考えると、「Nikon D300s」は重く、大きいと言わざるを得ません。

後継機の「Nikon D500」も総重量では860gと持ちごたえのある重量感がありますが、「Nikon D300s」は本体だけで「840g」あり、バッテリーなどの付属物をつけるとほぼ「1kg」と、日常的に持ち歩くには非常に厳しい重さであり、ある程度覚悟を求められる重さと言うことができます。

Nikon D300sの便利な機能

カメラ内でできる動画の編集機能

デジタルカメラでもビデオカメラでもたいていのカメラでは撮影した動画の編集はパソコンで行うことになります。「Nikon D300s」で撮影した動画の編集も基本的には同じことが言えますが、「Nikon D300s」では、カメラ内で撮った動画の視点と終点を設定する簡易編集機能を搭載しています。

静音撮影モードで静かな場所での撮影もOK

デジタル一眼レフカメラのシャッター音は非常によく目立つため、静かなところでの撮影には気が引ける方もおおいでしょう。「Nikon D300s」のレリーズモードには「静音撮影」モードが用意されており、ある程度シャッター音を軽減することができるため、過度な期待をするのは禁物ですが、静かなところでの写真撮影もある程度までは耐えることができるでしょう。

ただ、「静かなところ」の定義は状況や感じ方にも違ってきますし、「無音」ではなくシャッター音を抑える「静音」モードのため、使用するにあたっては先に確認しておくことをおすすめします。”

三脚撮影モード時でコントラストAFが使用可能

「Nikon D300s」の撮影モードには「三脚撮影モード」と「手持ち撮影モード」があり、「三脚撮影モード」ではフォーカス方法が「コントラストAF方式」になります。
そのため、全画面の任意の位置でオートフォーカスを行うことができます。

Nikon D300sの活用法

三脚を使って花火を撮影

「Nikon D300s」にはライブビュー専用ボタンがあるため、ライブビューへの切り替えが簡単に行えます。そこで花火の撮影では、三脚を利用し、ライブビューモードを使って撮影すると、「Nikon D300s」がやや苦手とする暗所撮影でもISO感度を抑えたままきれいな花火を撮ることができるでしょう。

ドッグランで愛犬の姿を

犬を飼っている方であれば、「Nikon D300s」のシャッタースピード「1/8000秒」という超高速シャッターの効果的な使い方として、ドッグランで愛犬撮影を行ういいでしょう。ドッグランで愛犬がかけまわっているシーンの可愛らしい瞬間を文字通り切り取ることができるでしょう。

ズームレンズで流し撮りに挑戦

「Nikon D300s」は秒間7コマの連写撮影を行うことができます。連写撮影機能と超高速シャッターを組み合わせると、電車などの撮影で流し撮りを行ったときに効果的な撮影を行うことができます。可能ならばズームレンズを使い、遠くから被写体をとらえ、流し撮りにチャレンジして見てください。

おススメアクセサリー

ハンドストラップ

「Nikon D300s」のアクセサリーとして、外せないのはハンドストラップでしょう。一眼レフカメラ用ハンドストラップは、手持ち撮影時のホールド性を高めるため、撮影時に非常に有効です。

また公式アクセサリーのハンドストラップは、ストラップを装着したままでバッテリー交換や三脚への取り付けが行えるため、付けたままで邪魔になることもないという点でもおすすめです。”

レンズカバー

デジタル一眼レフカメラをレンズを外した状態で置いておくことはあまりなく、多くの場合は普段使いのレンズをつけた状態になっているでしょう。

しかし、レンズを外した状態で保管しておく場合やレンズのメンテナンス時など、外しておいておく場合に備えてレンズカバーは購入しておいた方がホコリや傷からカメラ本体を守るためには安心でしょう。

Nikon Fマウント交換レンズ

「Nikon D300s」のレンズマウントは「ニコンFマウント」を採用しているため、同じFマウントの交換レンズを使用することができます。この「Nikon Fマウント交換レンズ」はニコンがデジタル一眼レフカメラ以前の、一眼レフカメラを作りだしたころから存在する方式のため、多くの種類の交換レンズがあります。
Fマウント以外のレンズでは、デジタル方式以降のレンズにな

りますが、こういったアナログ時代からあるレンズ方式の場合はアナログ時代に使っていたレンズを使えるのも魅力の1つと言えます。

Nikon D300sに関するQ&A

CFカードとSDメモリーカード、どちらに対応していますか?/両対応しています

「Nikon D300s」のメモリーカードは「CFカード」と「SDメモリーカード」のダブルスロットになっているため、「CFカード」と「SDメモリーカード」の両方に対応しています。

両方入れる必要があるわけではないですが、両方持っている人は記録容量を多く使えたり、RAW画像とJPEG画像で記録するメモリーカードを切り替えるという使い方もできます。
ただし、「SDメモリーカード」を使用する場合の注意点として「SDHC」規格までは対応していますが、大容量記録が行える「SDXC」には対応していないので、購入するメモリーカードの規格は同じ「SDメモリーカード」でも確認しておく必要があります。

現在も生産されていますか?/2011年11月で国内向け出荷は終了しています

「Nikon D300s」は2009年8月発売という10年も前に発売した機種であり、後継機の「Nikon D500」も2016年4月発売という事情から既にメーカー側では生産を行っていない機種となります。

国内向け出荷は2011年11月に終わっているため、現在「新品」の「Nikon D300s」を手に入れることは不可能で、「未使用品」を手に入れることも相当困難となります。
手に入れるためには「中古品」が前提となると考えてください。

初心者でも使えますか?/使いこなすには時間がかかるかも

「Nikon D300s」はがターゲットとしているユーザー層は「中上級者」であり、「プロフェッショナルを魅了する機動力。」というキャッチコピーが示すようにプロ向けでも利用できるほどのクオリティを持っています。

ただ、裏を返すと初心者にはハードルが高い機種とも言えます。2009年と10年前に発売された機種であることも、スマートフォンに慣れた今の初心者ユーザーには敷居の高さを感じるでしょう。

非常に機能的に考えられた機種のため、初心者だと使いこなすことが不可能というわけではありませんが、初心者の場合は一定期間慣れるまでの時間が必要な機種と考えておくべきでしょう。

Nikon D300sをおススメする理由まとめ

D300sは多くのカメラファンを魅了し続ける名機である

最初に述べたように「Nikon D300s」は10年を経過した今でもユーザーに愛される発売当時の「傑作」であり今なお「名機」と言えます。単純な性能や機能では、最新のフラグシップモデルに劣る部分も増えつつありますが、今なお多くのカメラファンを魅了し続ける事実は名機たるゆえんでしょう。

入手するなら中古の極上品を狙おう!

「Nikon D300s」の生産は既に終了しており、最終の出荷も2011年11月に終了しているため、入手するためには中古マーケットを探す以外に方法はありません。中古マーケットでは、前使用者の使い方によって、非常に状態のいいものから、壊れる一歩手前のものまで、まさに玉石混淆という表現がぴったり当てはまる状況ということができます。

購入する際は価格だけで飛びつくのはやめておきましょう。はずれを引いてしまうと、状態の悪いものを購入してしまい、使い方に慣れる前に故障トラブルにあってしまう可能性があります。いろいろな角度の写真を見せてもらうなど、できるだけ現物の状態をよく確認し、実店舗など可能であれば実機を触らせてもらうことをおすすめします。購入後は長く付き合っていくことになる「名機」ですから、しっかり吟味した上で、極上品といえる状態のいい中古品を狙うようにしましょう。