GoPro

GoPro「ナイトラプス」で星空を撮ろう!キレイに撮れるコツ紹介

GoProで天体の動きや花火の軌跡を撮影できるナイトラプスモード

星や天の川といった天体写真を撮影する際は、通常であれば、点でしか星は写すことはできません。しかし、中には星を光の軌跡として点ではなく、線で残す写真などもあります。これは比較明合成と呼ばれる、複数の写真を1枚にまとめる編集方法で作成できる写真ですが、このように1枚の写真にまとめることもできれば、1つの動画にすることも可能です。

星の動きや、街並みでの人の歩く様子、日の出や、日の入りなど、カメラを固定して、一定時間の被写体の動きを撮影し、その動きを、数十秒程度にした動画などを見たことがあると思います。これらの動画のことをタイムラプス動画と呼び、最近では、様々な方がinstgramやtwitterなどのSNSに投稿しているのをよく目にします。そんなタイムラプス動画の撮影をするには、タイムラプス撮影機能が搭載されているカメラではないと撮影することはできず、

また、撮影方法も難しいです。しかし、GoProでは、このタイムラプス撮影に対応できており、設定も比較的簡単におこなうことができるので、気軽にタイムラプス動画を楽しむことができます。タイムラプス撮影には、タイムラプスビデオ、タイムラプス写真、ナイトラプス写真と種類がありますが、今回は、ナイトラプスモードについて、ご紹介していきたいと思います。

ナイトラプスとは

夜空や夜景などの暗いシーンでタイムラプスを美しく撮れるモード

ナイトラプスモードは、基本的にはタイムラプスとほとんど変わらないのですが、タイムラプスの、夜に特化したバージョンと思ってもらえれば、わかりやすいかと思います。画面内でおこなう設定項目も、タイムラプスと同じですが、撮影間隔とISO感度に違いがあり、撮影間隔については、4秒、5秒、10秒、15秒、20秒、30秒、1分、2分、5分、30分、60分、自動となっています。

夜間などの撮影では、昼間などでの撮影に比べ、光量が少ないため、ISO感度を上げるか、シャッタースピードを長くするかしかないのですが、ISO感度を上げてしまうと、ノイズが発生してしまうため、最中的に作成する動画が汚くなってしまいます。そのため、ナイトラプスモードでは、シャッタースピードを長めにすることで、ISO感度を上げなくても、画像が明るくなるようになっています。

撮影間隔がタイムラプス写真のように、0.5秒からではなく、4秒からになっているのはそのためです。また、タイムラプスモードには、2種類あり、タイムラプスビデオと、タイムラプス写真があります。これらの違いは、撮影後に、殺呈した画像をつなげて、動画作成までおこなってくれるかどうかなのですが、ナイトラプスモードには、ナイトラプス写真しかないので、撮影後に動画作成する場合には、自分で、編集ソフトなどでおこなわなければなりません。

GoproのシャッタースピードやISO感度を調整することでわずかな光でも被写体を鮮明に写す

カメラで撮影しする際に、基本となるのは、シャッタースピード、F値、ISO感度です。GoProでは、F値を調整することはありませんので、シャッタースピードと、ISO感度を調整することになります。どちらも写真の明るさを決める大事な数値ですが、ISO感度を上げてしまうと、撮影した画像にノイズがのってしまい、画質の悪い写真となってしまいます。そのため、ISO感度だけで、明るさを調整した状態で、ナイトラプス動画を撮影しても、綺麗な動画にはなりません。

逆にシャッタースピードだけで、明るさを調整した状態でも、綺麗な動画にはなりません。このISO感度とシャッタースピードを上手にコントロールすることで、光量の少ない環境でも、綺麗なナイトラプス動画を撮影することができます。

ナイトラプスモードの設定方法

GoProのタイムラプスモードからナイトラプスを選ぶ

タイムラプス撮影をおこなう場合の操作は非常に簡単です。画面左下の撮影モードを選択し、ビデオタブ、写真タブ、タイムラプスタブの3つがあるので、一番右の、タイムラプスモードを選択します。

すると、上から、タイムラプスビデオ、タイムラプス写真、ナイトラプス写真と並んでいるので、ナイトラプス写真を選択することで、ナイトラプスモードでの撮影が可能になります。

設定メニューからプロチューンをオンにする

プロチューン設定は、タイムラプス撮影時における撮影設定を、通常の撮影時よりも細かく設定できる機能のことです。ISO感度の最小数値や、最大数値、ホワイトバランス、シャープさなどを細かく設定することができます。カメラなどの撮影に慣れている方や、ある程度の知識がある方、そして、より凝ったタイムラプス動画を作成したい場合には、これらの設定を変更し、調整した方が、より自分の理想に近い綺麗な動画を作成することができます。

しかし、中途半端に設定をしてしまうと、綺麗な動画にすることができませんので、あまりカメラの知識がない方や、初心者の方は、この設定までしない方が、逆にきれいな写真を撮影することができます。

シャッター速度、ホワイトバランス、ISOを設定する

シャッタースピードは、長ければ長いほど、光を取り込み続けるので、明るい写真になります。しかし、シャッタースピードが長いということは、その間に動く被写体は、ブレてしまいます。

また、ホワイトバランスの設定も非常に大事になってきます。ホワイトバランスは、ケルビン指数といわれる数値で表され、この数値が高いと、青みがかった寒色系となり、数値が低ければ、赤みがかった暖色系の映像となります。同じ映像でも、色温度が違うと、見る側の受ける印象も大きく変わってきます。その映像の季節や状況に応じて、適切なホワイトバランスを設定することで、映像を最大限に生かすことができます。逆にホワイトバランスが、不適切であれば、どれだけ綺麗な映像でも、印象の良い映像とはなりません。

撮影ボタンを押して撮影スタート

シャッタースピードやISO感度、その他の設定を終えれば、あとは、三脚などで、カメラを固定し、一定時間撮影を続けるだけです。撮影の途中で、カメラが動いてしまっては、タイムラプス動画を撮影することができませんので、三脚などの設置位置などには十分注意しておきましょう。

キレイに撮るためのポイント

場所選び 天体や花火の撮影には光が少ない場所を選ぶこと

星空などの天体撮影や、花火などの撮影を行う場合は、基本的には、街灯などの環境光が少ない場所を選びます。シャッタースピードを30秒程度にて、撮影する場合に、環境光があると、ほとんどの確率で白飛びしてしまいます。シャッタースピードはあくまでも、撮影対象となる被写体が適正露出になるように設定しているので、被写体以外の光が無い場所が一番撮影に適している場所だといえます。

揺れるとブレるため安定した場所にカメラを設置する

屋外での撮影がほとんどとなるため、風や足場などの影響で、カメラば動いてしまうケースもあります。タイムラプス撮影中に、カメラが動いてしまうと、それぞれの写真にズレが生じてしまうため、動画などにした場合には、違和感のある動画になってしまいます。写真の場合でも、光の線がブレてしまったりするので注意が必要です。撮影時には、風が強い場合は、なるべく三脚の足を開き、高さを抑えて撮影することがポイントです。

スマホアプリと連携してスマホから操作できるようにするとラク

シャッタースピードが長い場合などは、撮影開始ボタンを押した際に、若干のブレが生じてしまう場合があります。そのため遠隔操作で撮影を開始することができる、スマートフォンアプリを使用することで、そのブレを抑えることができます。

Quik for Desktopでナイトラプスモードで撮った画像をタイムラプス動画に編集する方法

撮影後は、タイムラプス動画編集をおこなわなければなりませんが、それには、編集用ソフトが必要になります。GoProにはスマートフォン用とパソコン用の編集ソフトがありますが、タイムラプス動画の編集は、スマートフォン版ではできませんので、パソコン版であるQuik for Desktopという編集ソフトを使用します。編集方法も簡単で、パソコンとGoProをケーブルで接続し、検出されたメディアを取り込みます。取り込んだあとは、先ほど撮影した写真データが、1本の動画にまとめられているので、選択し、中身を確認していきます。動画の中で、冒頭部分や、終わりの部分などの不要な部分をトリミングすることもできるので、好みの長さに設定し、設定し終われば、あとは保存するだけです。

ナイトラプスでキレイに撮影するために揃えるべきアクセサリー

GoProを固定する三脚

タイムラプス撮影は、カメラを固定して、長時間撮影をおこなうので、三脚は必須になります。GpProの三脚には、純正のものでも、いくつか種類があり、持ち運びも便利なマウント「Shorty(ショーティ)」や、1つで3役の機能があるマウント「3-Way AFAEM-001」、場所を選ばずに設置することができるマウント「JOBY ゴリラポッド」など様々な種類があります。

そのなかでもShortyは非常に人気で、三脚なのにコンパクトで、他の三脚に比べ、安定性があるということです。小型の三脚として有名なのは、マンフロットの三脚ですが、それらの三脚と比べても圧倒的に小さいサイズになっています。全てたたんだ状態では、男性の手にすっぽり収まってしまうほど小さいサイズです。

またコンパクトなサイズにもかかわらず、重心が低く保てるため、風などが強い場合でも、安定性も非常にあり、高さも4段階調節することができるため、様々な撮影シーンで大活躍します。

また、場所を選ばずに設置することができるマウント「JOBY ゴリラポッド」も非常に優れています。足場の悪い場所や、地面に置くことができない環境での撮影の場合に、木などに巻き付けて使用することができるため、非常に便利です。Shortyと、JOBY ゴリラポッドがあれば、ある程度の撮影環境には、対応することができるため、タイムラプス撮影をする場合には、これらを準備しておくと安心です。

GoPro 3 wayの使い方3パターンを完全紹介!Go Pro 3 wayの紹介 GoProを使うなら必須のアイテム お出かけをして、さあ自分たちの写真を撮ろうと思っても、なかなか難...

長時間の撮影に備えてモバイルバッテリーを接続する

タイムラプス撮影時には、GoProを安定させるために、三脚が必須ですが、忘れてはいけないのが、バッテリー問題です。GoProのバッテリーは、1つのバッテリーで半日などの長時間の撮影が不可能ですので、予備バッテリーなどが必須となりますが、タイムラプス撮影の場合は、長時間撮影し続けるため、途中で電源が落ちてしまうと、その撮影は、失敗になっていしまいます。

そこで、純正品 ポータブルパワーパックというモバイルバッテリーを使用することで、バッテリーが切れるリスクを回避することができます。このモバイルバッテリーの容量は、6000mAhですので、フル充電の状態で、最大4回程まで、充電することができるため、長時間の撮影でも、安心して撮影をすることができます。

予備バッテリーがあると安心

タイムラプス撮影をする際は、撮影時間が長くなりますので、上記のモバイルバッテリー以外にも、予備のバッテリーは必須アイテムとなります。撮影時間に合わせて、4~5個以上のバッテリーを準備しておくことをおすすめします。

また、GoProのバッテリーの種類についても互換性がありますので、GoProシリーズのうち、「HERO7」「HERO 6」と「HERO 5」で採用されているバッテリーは、同型のものですので、それぞれのGoProで使用することができます。GoProでの長時間の撮影は、モバイルバッテリーと予備バッテリーは必ず準備しておきましょう。

ナイトラプスで天体撮影をするのにおすすめのGopro

GoPro HERO 6 black 機能バランスがよく暗所の撮影に強い 強力な手ブレ補正機能、4K動画やフルHDのスローモーションが撮れる GoProは現在、最上位機種となるGoPro HERO7が発売されていますが、ナイトラプスの撮影という面では、GoPro HERO 6 blackがおすすめです。

おすすめ理由としては、GoPro HERO 6で十分なスペックをもっているからであり、4K映像も撮影可能で、フレームレートも60FPSなので、タイムラプス映像だけでなく、スローモーション映像も撮影することができます。

また、手振れ補正機能も搭載しており、なめらかな映像を撮影することができます。さらに、暗所での撮影においても、強い高感度撮影性能がありますので、ナイトラプスの撮影に適した機種となっています。

水深10メートルまでの防水対応

GoPro HERO 6 は水深10メートルまでの耐水圧性能も搭載しているので、水中撮影も楽しむことができます。また、専用のハウジングケースを装着することで、水深45メートルまで、潜ることができます。

GoPro Fusion 360度の5K映像が撮影できる

圧倒的な高画質、優れた手ブレ補正機能

GoPro Fusionで撮影した場合には、360度撮影が可能ですので、他のGoProでは、撮影できないような映像を楽しむことができます。また、画質も4Kを超える5Kでの撮影が可能となっているので、非常に綺麗な映像を撮影することができます。

水深5メートルまでの防水対応

GoPro Fusionの耐水圧性能は、水深5mとなっており、GoPro HERO 6 と比べると、水深は浅いですが、水深5mでも、十分水中撮影を楽しむことができます。

使い方さえ覚えればナイトラプスは簡単に撮影できる

タイムラプス撮影と聞くと、難しいように思えますが、シャッタースピードや、ISO感度などのいくつかのポイントさえ押さえることができれば、比較的簡単に撮影することができます。旅行先などでのトラベルムービーだけでなく、タイムラプス撮影などの、いつもと違った撮影をしてみることで、さらに、GoProでの撮影の楽しさを感じることができるのではないでしょうか。