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GoProの画質設定を詳しく解説!1080・2.7K・4Kどれがいい?

GoPro:知っておきたい画質設定3ポイント

動画質は「解像度」と「フレームレート」が命

解像度って?

「解像度が良い」や、「解像感が良い」など、写真や映像などの細かさなどを表す時に、これらの言葉を使うことがありますが、具体的にはどういう意味なのでしょうか。そもそも、解像という言葉は、レンズから入ってきた光をイメージセンサーが像として写真にする際に、その像を細部まで表現することを意味します。そのため、解像度というのは、写真の細部まで表現できているかの度合いであるということになります。「解像度が良い」や、「解像感が良い」ということは、それだけ細かなディティール、細部までを表現できているということです。そして写真がどれだけ解像されているかというのは、ある数値を見れば一目でわかります。それがカメラの解像度の数値です。写真や動画などを撮影する際に、それぞれをいくつの点で表現するかが決まっています。例えばビデオカメラなどでよく耳にする4Kとういものは、映像のサイズが3840×2160という表現がされ、縦にある3840個の点が約4000であることから、「1000=K」に変換し、4Kと呼びます。この4Kというのは、縦に3840個の点、横に2160個の点を配置することで、合計8,294,400個の点で1つの写真を構成し、その写真の連続で記録することで、映像となります。そのため、この写真を構成する点の数が多いほど、解像度は増すということになります。

フレームレートって?

フレームレートとは、1秒間の映像の中に、何枚の写真を構成するかの数値となります。映像というのは、パラパラ漫画のように、連続された写真を高速で流すことにより、まるで動いているかのように見える技術です。そのため、1秒間に何枚の写真を撮影するかによって、映像の印象は変わりますし、それを生かした映像を作成することもできます。たとえば、1秒間の中に含まれる写真の数が多い場合、この時には、フレームレートが高いという表現をします。この場合には、より細かな動きも連続して記録しているので、撮影された映像は、非常に滑らかな映像となります。逆にフレームレートが低いと、細かな動きが記録されていないので、撮影された映像は、カクつきが出てしまったり、とんでしまったりしてしまいます。これらを聞く限りでは、フレームレート数は高ければ、高いほど、良いのではないかと思いますが、それなりのリスクもあります。基本的にフレームレートが高いと、それだけ多くの写真を撮影していることと同じですので、作成される動画ファイルの容量が大きくなってしまいます。そして、画質が劣化してしまう、という特徴もあります。画質が劣化してしまう原因というのは、ファイルの保存方式が影響してきます。映像撮影する際は、あらかじめ、記録設定といわれるものを行います。これは、フレームレート数と、大体のファイル容量を指定するのですが、たとえば、60フレームレートと、30フレームレートで、同じデータ容量で撮影を行った場合に、1フレームあたりに割り当てられる容量というのは、30フレームレートよりも、60フレームレートの方が少なくなってしまいます。60MBの容量で撮影した場合には、60フレームレートは、1フレームあたり、1MB、30フレームレートの場合は、2MBとなり、30フレームレートの方が、60フレームレートよりも、1枚あたりに2倍の容量を使用することができることになります。この容量は、画質に直結するため、フレームレートが高くなるにつれて、画質が劣化してしまうのです。

「解像度1080」「フレームレート60fps」が基本

通常であれば、30fpsでも良いのですが、動きの速いスポーツシーンや、アクティビティなどの撮影をおこなう場合は、フレームレートを60fpsに設定しておいた方が、より滑らかな映像にすることができます。また解像度も1080×1920で撮影しておくことが一般的です。4K撮影などが可能な場合でも、必要以上の画質がいらないのであれば、1080 60fpsで十分きれいな映像を撮影することができます。

GoPro「アスペクト比」

アスペクトって?

アスペクト比というのは、写真や、映像サイズの縦横の比率のことを指します。一般的なノートパソコンなどのアスペクト比は、16:9となっていますが、昔のパソコンやiPadの画面などのアスペクト比は、4:3となっています。

「アスペクト比16:9」が基本

現在は、ノートパソコン以外でも、ハイビジョンテレビや、iPhoneで撮影される動画など、様々な媒体のアスペクト比は16:9となっており、この16:9のアスペクト比が主流となっています。

SuperViewをオンにする

GoProには、 SuperViewという機能が搭載されており、この機能を有効にすると、4:3のアスペクト比で撮影された映像を16:9のアスペクト比に変換します。さらに、通常であれば、このような変換をおこなうと、画面の上下が、削られてしまうのですが、 SuperViewを使用すれば、削られることなく変換することができます。しかし、魚眼レンズのような、歪みが生じてしまうため人物などが映り込む場合は、避けたいですが、旅行先での風景や、移動中のトラベルムービーなどにおける撮影には、もってこいの機能となります。

GoPro画質設定、レベルアップ知識

アスペクト比「4:3」と「16:9」の違い

アスペクト比「4:3」と「16:9」の違いについては、映る範囲が異なるというのが一番の違いです。それぞれ比率のうち、横の部分を合わせた場合には、16:9の方は、画面のうち、上下の部分が削られてしまう現象が起きてしまい、結果として、映る範囲が狭くなってしまいます。

解像度「2.7K」、「4K」、「720HD」、「1080(フル)HD」の画質違い

解像度の違いですが、上記にもあるように、それぞれのサイズごとに、画面を構成する点の数に差がでてきます。フルHDの場合は、1920×1080となり、720HDは、1280×720、そして4Kが3840×2160、2.7Kが、2704×1520となっています。さらに、最近では、7680×4320の8Kというサイズまであり、非常に繊細な映像を撮影することができます。

フレームノート「60fps」、「120fps」、「240fps」の違い

フレームレートの数は、1秒あたりのコマ数ですので、60fpsであれば、秒間60コマ、120fpsでは、秒間120コマ、240fpsでは、秒間240コマとなり、数が大きくなればなるほど、よりなめらかな映像を撮影することができます。

用途別GoPro画質設定

スポーツ観戦(好きな選手の活躍ぶりや、家族の運動会を撮影)

運動会や、スポーツ観戦などの場合は、なるべくフレームレートは高い方が適しています。フレームレートが低いと、動きがブレてしまうためです。なるべく画角も広い方が良いので、アスペクト比も4:3がおすすめです。フレームレート60fps以上を目安に撮影をおこなっていきましょう。

水中撮影

水中撮影の場合も、スポーツ観戦時などと同じような設定で撮影をおこなうことで、海の中でも、綺麗な映像を撮影することができます。GoProの場合は、ボディ単体でも防水効果が高いですが、専用のハウジングケースに入れることで、さらに撮影の幅を広げることができます。また、水中撮影時にあると便利なアクセサリーなども販売されているので、そちらもチェックしておきましょう。

旅行中や長時間の撮影

旅行中の撮影の場合は、撮影後にパソコンなどに取り込むことが多いと思いますので、アスペクト比は16:9にしておくことをおすすめします。また、旅行中の撮影は長時間になることからも解像度は4K対応カメラであっても、フルHDぐらいでとどめておくことで、長時間の撮影が可能になります。

夜景や星空を撮影

GoProには、ナイトラプスモードという、夜に特化したモードが搭載されており、設定項目もシンプルで、撮影間隔とISO感度などを決めるだけで撮影することができます。星を点ではなく、光の軌跡として、1枚の写真や1本の動画にすることも可能です。撮影間隔については、4秒、5秒、10秒、15秒、20秒、30秒、1分、2分、5分、30分、60分、自動となっています。光の少ない夜間などの撮影では、ISO感度を上げるか、シャッタースピードを長くするかしかないのですが、ISO感度を上げてしまうと、ノイズが発生してしまうため、作成する動画が汚くなってしまいます。そのため、ナイトラプス写真では、シャッタースピードを長めにすることで、ISO感度を上げない状態でも、画像が明るくなるようになっています。

まとめ

GoProの「画質設定」次第で撮影の幅が広がる

GoProは非常にコンパクトで軽量ながらも、4K撮影や、静止画撮影、タイムラプス撮影など、様々な撮影方法を楽しむことができます。それぞれの撮影方法を、撮影シーンに合わせて選択し、画質やフレームレートなどの設定項目も、適切なものにすることで、その映像をさらに綺麗なものに仕上げることができます。この画質やフレームレートの設定が間違っていれば、4K映像など、どんなに高画質に撮影できたとしても、綺麗な映像に仕上げることはできず、容量の無駄遣いになってしまいます。そうならないためにも、画質やフレームレートなどの設定や、その他の設定項目も、数値が変われば、映像にどのような効果が表れるのかなどを知っておく必要があります。