カメラ

撮影後のカメラ、お手入れが必要?一眼レフやミラーレスのお手入れと保管方法を教えて!

撮影後のカメラの手入れをしないとどうなるのか?

本体内部へのホコリやチリの侵入

写真を撮っていると、黒っぽいものが写真に写り込んでいることがありませんか?中古カメラなどでは味があっていいとそれを好む人もいますが、程度のランクを下げてしまうこの黒い物体、、、。

これは、お手入れを怠ったために入ってしまったホコリやチリなんです。せっかく撮った写真の中に不要なゴミが写ってしまったら残念な気持ちになりますよね。しっかりお手入れをして、特にセンサーなどのカメラ内部にホコリやチリが入り込んだままにならないようにしましょう。

レンズのくもりやカビの原因に

お手入れや保管方法をしっかりしていないと発生してしまう2つ目の困ったこととしては、カビやくもりです。レンズにカビが生えると表面に白っぽいものが現れます。はじめのうちはそこまで写りに影響しませんが、どんどん繁殖していくので広範囲に広がることも。カビが広範囲に広がると、くもりの原因になってしまいます。

撮影に影響が出る場合も

これらのトラブルがひどくなれば、当然撮影に影響することが想像できますね。ホコリやチリといったゴミは、背景が快晴の空だったり、比較的均一の色が広がっているところで目立ちます。

また、ゴミの像は絞りを絞るほど明瞭に写り込むので、普段絞り開放で撮ることが多い方は、たまにはF16くらいまで絞り込んで撮って確認してみるといいでしょう。カビやクモリの場合は、レンズの光の屈折に悪影響を与えてしまって写真がぼやけたり、もやもやっとした写真になってしまうこともあります。

カメラのお手入れに必要になるもの

レンズペン

レンズをお手入れするときに強い味方なのが、「レンズペン」。レンズペンとはペンの形をしたレンズのお掃除ツールです。小さいため持ち運びが簡単で、外出先でも気兼ねなく使うことができます。使い方としてもとても簡単で、まずブラシでホコリやチリをしっかりはらった後、クリーニング部で汚れを掃除します。最後にもう一度ブラシで表面をさっと払うだけでピカピカです。

レンズペンにはレンズ用、フィルター用、液晶用、コンパクトカメラ用、ファインダー用と細かくラインナップがありますが、すべてそろえる必要はなく、ほとんどの場合はレンズ用だけで足りてしまいます。

ブロワー

ブロワーとは、空気を出してホコリやチリを飛ばすための道具です。レンズやカメラに付着したゴミを取り除くために使います。カメラはとても繊細なので、何かで直接拭き取ったりするよりも、吹き飛ばしてしまえ!ということなのでしょう。

ブロアーを選ぶうえでポイントなのが、その風量とサイズです。小さすぎると風量があまりないので、ゴミがなかなか飛ばないことがあります。家で使うものはそれなりにしっかりしたサイズ感の風量があるものがいいでしょう。しかし、カバンに入れて持ち運びたい場合もありますね。小型のブロワーも販売されておりますので、2サイズもっておくと何かと便利です。

クリーニングペーパー

次に紹介するのは、レンズのお掃除ツールクリーニングペーパーです。カメラ本体をどんなにきれいにしていても、レンズが汚れていては台無しです。みなさんあんまり気になっていないかもしれないですが、撮影後のレンズって意外と汚れています。外に出ているとき、特に海なんかは潮が飛んでくるので要注意。

クリーニングペーパーにも種類があって、レンズクリーナー液(アルコール液でOK)をペーパーにつけて使うものもあれば、初めからペーパーにレンズクリーナー液がしみこんでいるタイプもあります。レンズに傷がつく元になってしまいますので、基本乾拭きはしません。クリーニングペーパーでレンズを拭く際は、レンズ面を中央から外に広がるように円を描きながら優しく拭きます。拭き跡が残らないようにするのがポイントです。

クリーニングペーパーは本体の外観なども拭くことができますので、指紋などしっかり拭きとってカメラをきれいに保ちましょう。

クリーニング液

クリーニング液は、前に紹介したクリーニングペーパーや布などにしみこませて使うものです。カメラ専用のものがあるので、そういったものを選ぶようにしましょう。

綿棒

カメラってボタンやダイヤルがあったり、デコボコしていて結構細かい部分が多いですよね?そんなところを掃除するのに便利なのがクリーニング綿棒です。普通の綿棒でも代用可能かと思いますが、カメラお掃除用に、先がとがっているものも販売されています。センサーのお掃除も綿棒でやる方もいらっしゃるようですが、私はまだこわくてやったことがありません、、、手先が器用な方はチャレンジしてみてもいいかもしれません!

ブラシ

ブラシは、基本的にブロワーとセットでカメラについたホコリやゴミを払うために使います。ブロワーの吹き出し口に小さなブラシがついている場合もありますが、結構小さめなので別に準備することをおすすめします。まずはブロアーでできるかぎりホコリを吹き飛ばし、残ったチリなどをブラシで払います。絶対になくてはならない!とまでは感じませんが、簡単なメンテナンスを行うにはあると便利でしょう。

乾燥剤

カメラの大敵はホコリやチリだけではありません。なんといっても湿気に弱い。子供の記録のためにカメラを買って、成長するとともに使わなくなり湿気にやられてカビカビになっていた、、なんてお父さん、いらっしゃるのでは?そうならないためにも、今まで紹介したクリーニンググッズでしっかりお手入れした後の保管方法も重要です。防湿庫でしっかり管理するのも手ですが、ちょっと趣味でとか、記録用にといったカメラの使い方をしている人ではなかなか持っていない人も多いですよね。

手軽に保管するなら、プラスチック製の密閉容器内に乾燥剤を入れて収納する方法がおすすめ。プラスチックボックスであれば100円ショップで購入可能ですし、サイズも豊富で、保管したいカメラや、レンズに応じて選択できます。そこに乾燥剤を入れておけば、ひとまず安心してカメラを保管することができます。

防湿ケース

プラスチックに乾燥剤では心配!という方は防湿ケースを使いましょう。防湿ケースは密閉できるカメラ専用のキャビネットで、常に安定した湿度を保つことができるという点が大きな特徴です。鍵がかけられるタイプや電子制御で湿度コントロールができるタイプなどがあり、コレクションも兼ねた保管をしたい方にもおすすめです。

カメラのお手入れのコツ

使用後はお手入れをする習慣を

カメラを持ってでかけて帰ってきたら、いち早く撮った写真を見たい!SNSにアップしたい。そんな傍らで、使用後にお手入れしてもらえなかったカメラ、あなたの近くにありませんか?せっかく買ったカメラですから、長く愛用したいですよね。そのためには日々のお手入れが大事です。お手入れをしないまま、気づいたらカビが!!なんてことにならないように、使ったあとにお手入れする習慣をつけましょう。

細かいところまでのお掃除は数ヶ月に1回でも問題ありませんので、外に持ち出して使ったあとは、簡単にでもいいので最低限のお手入れをしておくと、常にいい状態で写真を撮ることができますよ!

使用しない場合も定期的な清掃を

最後にカメラを使ったのはずいぶん前だけど、しっかりお手入れもしてケースにしまっているから安心と思っていませんか?実はそういうわけでもないのです。長期間保管使わずに保管する場合は、まず電池を抜いておき、定期的にメンテナンスを行いましょう。そうすることでカビなどを防ぐことができます。

1ヶ月に1回ぐらいは作動させ、カメラ内の空気を対流させたり、レンズのズーミングや絞り等稼動部分を動かすようにするとなおよいです。

カメラのお手入れ手順

手順1.全体のホコリをブロワーで飛ばす

まずはボディやレンズについたホコリなどのゴミをブロワーで吹き飛ばします。このとき、レンズはボディから外し、ボディキャップは外しておくのが望ましいです。

手順2.取り切れなかったホコリをふき取る

ブロワーでは除去しきれなかったホコリをクリーニングペーパーなどを使って拭き取ります。指紋や脂がつきやすいので、乾拭きではなく、アルコールをつけてしっかり拭き取ります。

手順3.ファインダー付近の埃を飛ばす

ファインダーもホコリの溜まりやすい部分です。しっかりホコリを吹き飛ばしてから拭き取るうようにしましょう。私はファインダーの汚れをクロスで拭いていたことがあるのですが、ホコリが際に溜まってしまい、カメラ屋さんでお手入れ方法を指摘されたことがあります。ついでに、ダイヤルやフラッシュあたりの凹凸のある部分も念入りに確認しておきましょう。
※モードダイヤルやフラッシュ周りも入念に

手順4.液晶周りをペーパーで拭き取る

その後、液晶まわりの汚れを綺麗にペーパーで拭き取ります。液晶って意外と汚れるんですよね。女性だとファンデーションがついてしまったり、男性でも肌の脂がついてしまったりということはみなさん経験済みだと思います。

手順5.レンズの前玉をブロワーで飛ばす

ボディ本体の清掃がおおかた完了したら、次はレンズのお手入れです。まず、前玉に付着しているホコリなどをブロワーで吹き飛ばします。

手順6.レンズペンで表面をふき取る

ここでレンズペンの登場です。まずブラシで、ブロワーでは飛ばしきれなかったホコリやチリを払います。その後クリーニング部を使って中央から外に向かって綺麗にしていきます。これでカメラの基本的なお手入れは完了です。

カビはカメラの大敵!使用後の保管方法は?

お手入れをしっかりしたあと、重要なのは保管方法です。カメラはとっても湿気に弱くいのです。特に日本は湿気の国、日本は平均湿度が70%を超える都市ばかりです。カビは気温10~35℃で、湿度が60%以上になると、発生が増加すると言われていますので、夏の高温多湿の時期は勿論の事、冬も油断はできませんね。そんな湿気やカビからカメラを守るのに必需品があります。

必ず防湿ケースへ

カメラを使ったあとはしっかりお手入れをして、湿気にやられないよう、防湿ケースやプラスチックケースと乾燥剤を使って大切に保管しましょう。そうすれば湿気からカメラを守ることができます。

レンズは特に湿気に弱い

ボディも心配ではありますが、特にレンズは湿気に弱いです。というのも、カメラのレンズには光の反射を抑え、キズがつかないためのコーティング膜があります。残念ながらこれがカビの養分となってしまうのです。

また、レンズにはホコリや汚れ、脂などカビのエサになるものが付きやすいというのもカビができやすい理由の一つ。養分はとりのぞき、繁殖しやすい環境をつくらないことがカビを防ぐ大事なポイントです。

ストラップやカバーは別保管

保管するときに、カメラのアクセサリを付けたままでいいのかというのは気になるところですよね。実際のところストラップをいちいちはずして保管する人は少ないようです。カバーについては、カメラ本体とカバーの間がこもってしまうという理由で私としては外したほうがいいかなと思います。

また、乾燥するので、特に革製品であればストラップやカバー自体が傷んでしまうという可能性もありますので、気になる方は別々に保管するほうがベターといえます。