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【2019年最新版】今話題の360度カメって何?種類とおすすめを詳しく解説!

今さら聞けない、話題の360度カメラって何?

360度カメラで撮影すると「全天球画像」に?

360度カメラとは、名前のとおり360度全方位を記録することのできるカメラです。水平方向のみ360度撮影ができるQuicktimeVRは20年前に登場しており、実は歴史が古いのです。その後のCubicVRで、全天周のパノラマ撮影ができるようになりました。

一般的なカメラでは、レンズの向いている方向しか写すことができませんが、360度カメラを使用すれば、撮影者自身が一周回って見る景色と頭上の景色の「全天球画像」としておさめることができるのです。

360度カメラの仕組み(半球カメラと全天球カメラ)

360度カメラといっても、大きくわけると2種類あります。それが、半球カメラと全天球カメラです。まず半球カメラについてですが、こちらは超広角の魚眼レンズが1つ搭載されているカメラです。全天球カメラと同じように一度に360度すべてを撮影することはできないのですが、半球カメラを2台使って、撮影した画像を編集することによって、360度の映像を自分で作ることは可能です。半球カメラを使うと、地面に置いた状態から四方を撮影できますが、完全な球体というわけではありませんので、地面の部分をカバーすることはできません。

カメラを2台用意しなければならず、編集技術もある程度求められますので、面倒に思われるかもしれませんが、クオリティの高い映像を作りたい場合には、こちらのカメラを用いた方法がおすすめです。一方で全天球カメラは、前後に1枚ずつ、超広角の魚眼レンズが合計2つ搭載されているタイプです。これらのレンズを使って撮影した映像を、自動的に処理することで、360度映像を作り出すことができるのです。半球カメラと違って、編集作業は必要なく、手軽に撮影することができるのが特徴です。

ところが、全方位をカバーできるがゆえに、撮り方によっては撮影している人や三脚などのアクセサリーが写り込んでしまうこともありますので、手軽とはいえ撮影方法に工夫が必要であるといえます。

自分に合った360度カメラは?

静止画のみ? 動画も希望?で決める

360度カメラには、静止画と動画の撮影機能があります。どちらをメインの目的として使うのかによって、適したカメラを選ぶ必要があります。静止画を楽しみたい方には、高感度で撮影ができ、画像サイズも大きいものがおすすめです。動画を楽しみたい方は、フルHD撮影機能は必須といえるでしょう。特にこだわりたい方には、4K動画やハイスピード動画にも対応したカメラを選ぶとよいです。

使えるアプリやアクセサリーで決める

360度カメラで撮影したデータを活用するためには、スマホと連携できるかどうかもチェックする必要があるでしょう。まずは、専用アプリの有無を確認しましょう。本体から離れていてもシャッターを切るなど、スマホから遠隔で操作が可能であればとても便利です。

なかには、半球カメラのつなぎ合わせをアプリで簡単に行うことのできるアプリをリリースしている製品もあります。また、撮影したものをリアルタイムで共有したいと考えている方には、SNSとの連携ができたり、YouTubeへのライブストリーミングが可能な製品を選ぶとよいでしょう。

タイプ別で決める(全天球/半天球)

全天球カメラであれば、一度に360度撮影することができますので、半球カメラのときのように映像を縫い合わせる編集作業も必要なく、だれでも手軽に撮影できるのが強みです。しかし、自動で縫い合わせを行うと、その部分が不自然になってしまいやすいというデメリットもあるので、映像の細かいクオリティまでこだわりたい方にはおすすめできないかもしれません。

一方で半球カメラは、一度に360度を撮影することはできず、撮り終わった映像を処理して、やっと全方位映像が完成します。自分で縫い合わせ部分を微調整することができますので、ハイクオリティな映像をつくることができます。とはいえ、その手間は相当なものですので、手軽に撮影したいと思っている方には向きません。どちらかといえばプロ向けのカメラといえるでしょう。どちらのカメラタイプが自分に合っているか、検討して選ぶようにしてください。

おススメの360度カメラ(全天球・動画撮影可)

insta360 ONE X(全天球)

Insta360 ONE Xの大きな魅力は、手ブレ補正機能が優秀であることです。ジンバルなどのアクセサリーなしでも、なめらかな動画を撮影することができます。また、新機能であるタイムシフトは、撮った動画の再生速度を好きな部分だけ調整することができます。さらに、従来品であるInsta360 ONEと同じく、映り込むセルカ棒を自動で消去する機能も搭載されていますので、使い方によってはこれ1台だけでプロが撮ったような映像も作ることができます。

GoPro Fusion(全天球)

GoProはアクションカメラで有名ですが、全天球の360度カメラ「GoPro Fusion」も発売しています。GoProとして初めて360度撮影が可能となったのがこの機種で、VRの撮影に最適なカメラです。GoPro Fusionは、他のGoProと比べても圧倒的に高画質な5.7Kでの撮影が可能です。それだけでなく、強力なセンサーによって、暗いところでも美しい映像が撮れるので、夜景などを撮影したい方にもおすすめできます。

さらに嬉しいのは防水機能です。海では水深5メートルまで撮影しながら潜ることができますし、ハウジングを使用すれば60メートルまで潜ることもできます。また、GoProはアクセサリーの種類が豊富なことも大きな特徴で、GoPro Fusionも例外ではありません。「GoPro Fusion Studio」という専用の編集アプリもあります。無料でダウンロードすることができ、写真や動画の編集・書き出しを手軽に行うことができます。

Ricoh Theta V(全天球)

Ricoh Theta Vも、GoPro Fusionと並ぶ人気の高さを誇ります。こちらも全天球映像を撮影することができ、画質も4K30pと高クオリティです。また、内蔵マイクが4つ搭載されており、高音質のサラウンド音声を録音できることが特徴です。Wi-FiのみならずBluetoothでのスマホとの接続が可能となったため、SNSなどへのアップロードも手軽に行うことができるのも嬉しい点です。操作もボタンひとつだけで撮影できる簡単な仕様ですので、初心者の方や機械に苦手意識のある方にもおすすめの機種といえます。

Ricoh Theta S(全天球)

こちらのカメラも、Ricoh Thetaシリーズを代表する機種です。発売は2015年で、360度カメラというものの認知度を一気に世間に広めるきっかけとなったのがこのカメラです。この機種では、以前のモデルにはなかった動画・静止画切り替えボタンが本体に搭載されたので、その場で簡単に切り替えることができるようになりました。

また、専用アプリTHETA Sがあります。Wi-Fiを通したライブビュー機能もあるので、それを見ながらホワイトバランスや露出を調整することができるのです。

Ricoh Theta SC(全天球)

Ricoh Theta Sの下位互換製品で、スペックを最低限におさえた低価格の機種がこちらです。とはいえ、日常生活で楽しむ範囲内であれば、画質をはじめ、ほとんど違いはわかりません。見た目の可愛さも魅力で、Thetaシリーズのなかで女性人気が一番高いモデルとなっています。動画撮影機能としてはどうしてもTheta Sに劣ってしまう部分がありますが、本体は軽量化され、価格もリーズナブルなため、手に取りやすい360度カメラであるといえます。もちろん、撮影もSNSなどへのアップロードも簡単に行うことができます。

Insta360 ONE(全天球)

Insta360 ONEは、2017年8月発売の360度カメラです。全天球タイプで、レンズが2枚搭載された一般的な見た目ではありますが、唯一無二の大きな特徴があります。それが「パレットタイム撮影」です。これは、本体にセルカ棒や紐をあらかじめ取り付けておき、カメラを回転させながら撮影する機能です。この機能を使うことで、撮影者自身を別の角度から撮影したような映像に仕上げることができるのです。そのとき、映像に写り込んでしまったセルカ棒を自動的に消してくれる機能もついているのはとても嬉しいポイントです。

Insta360 Pro(全天球)

Insta360シリーズのなかでもかなりスペックの高いモデルがこちらです。本体には魚眼レンズが6つ、マイクが4つ搭載されており、静止画でも動画でも、8Kの高画質撮影ができます。また、撮影した静止画や動画をVRゴーグルと連動させて使用することもできます。さらに嬉しいのは手ブレ軽減のスタビライザー機能で、台車を用意しなくても安定した映像を撮影することが可能です。

KeyMission 360(全天球)

Key Missonはニコンから発売されている360度カメラで、こちらも2枚のレンズが搭載された全天球タイプのものです。このカメラは防水アクションカメラで、水深30メートルまで対応可能であり、寒い気候や衝撃にも強いのが大きな特長です。そのため、スカイダイビングや登山など、さまざまなアクティビティで迫力満点の見ごたえある映像を撮影することができるのです。

しかし、本体はほとんどがレンズになっているため、本体そのものを持って撮影するのは難しいため、カメラグリップなどを用意することをおすすめします。また、スマホアプリと本体との接続がスムーズでなく、操作性に難があるため、慣れてくるまでは使いこなすのが難しいかもしれません。とはいえ、安心のニコン製カメラですので、カメラ機能自体は非常に素晴らしいものといえます。

Kodak 4K VR360(全天球)

Kodak 4K VR360は、全天球タイプの360度カメラです。外観やスペックはKeyMission360と類似していますが、付属の小型の簡易三脚はカメラグリップとしても使用できるので便利です。

Samsung Galaxy Gear 360(全天球)

サムスンの360度カメラです。こちらは2016年に発売したGear360の後継モデルで、2017年6月に登場した新型機種となっています。2枚のレンズが前後に搭載されており、Ricoh Thetaに類似していますが、デザインに特徴がありますので好き嫌いがわかれるかもしれません。Thetaシリーズと比べると専用アプリの完成度が少し劣っていますが、バッテリー駆動時間や、最大256GBのメモリカードが使用可能であるなど、優れた点がたくさんあります。価格も2万円台とお手頃なのも嬉しい点です。

Garmin VIRB 360(全天球)

Garminは、GPS機器や自動車・飛行機にまつわる製品を開発しているアメリカの会社です。このカメラの最大解像度は5,7Kで、スポーツなどの撮影にも適しています。また、加速度計やGPSのセンサーが搭載されているので、それらをデータとして表示させることも可能です。

おススメの360度カメラ(半天球・動画撮影可)

360fly 4K(半天球)

従来モデルの360flyをスペック面で強化したのが、こちらの360fly 4Kで、半球タイプの360度カメラです。防水機能も水深10メートルまでと高性能で、シュノーケリング程度であればそのまま本体を持って撮影することが可能です。さらに容量も64GBと大きく、高画質です。 360fly(半天球) 360fly 4Kと同じくボール状のデザインが特徴の半球タイプです。防水性やスマホアプリの充実は申し分ありませんが、静止画撮影をすることはできず、あくまでも動画撮影に特化したカメラとなっています。

カシオ EX-FR200(半天球)

カシオが発売している360度カメラです。ほかの360度カメラにはない大きな特徴が、液晶ディスプレイが分離式となっている点です。というのも、カシオは分離式のディスプレイに力を入れていて、この機種以外にも似たようなカメラを多く発売しています。液晶が分離できることによって、撮影中の映像をリアルタイムで確認することができます。

ほかの一般的な360度カメラはこの機能がありませんので、撮影中または撮影後に、スマホなどのデバイスにカメラを接続しなければ映像を確認することができません。また、カメラ本体だけでなく、このディスプレイにも防水機能を搭載しているのが嬉しい点です。

360度カメラの使い道

個性的な写真や動画をSNSでシェア

Facebookは、360度映像・画像に対応しているので、そのままシェアして、ほかの人もそれを見て楽しむことができます。Instagramは360度に対応していませんが、画像・動画の編集次第では個性的な投稿をすることができます。手軽なのが、Ricoh Thetaを使ったリトルプラネットです。リトルプラネットとは、Theta本体で撮影した360度画像を丸くまとめたもので、自分が小さな惑星のうえに立っているかのような写真に仕上がります。Thetaと、その専用加工アプリさえあればチャレンジすることができます。旅の思い出を芸術的な写真におさめて、みんなにシェアしてみてください。

前後左右360度を記録して企業プロモーションに

最近は、360度カメラで撮影した動画を自社のプロモーションに使用する企業も増えてきています。一方向だけの映像よりも立体感や臨場感が生まれ、視聴者にインパクトを与えることができます。

もちろん、お店や施設の内部を紹介するのにもうってつけのツールです。写真だけだと、いくらでも良いように写したり加工したりすることができますので、お客様にしてみてはあまり信用できないかもしれません。360度の映像があれば、あたかも自分がその場にいるかのような体験ができるので、実際のイメージがわきやすいでしょう。1か所だけでなく、移動しながら何か所かで映像を撮影することにより、余すことなく魅力を伝えることができます。

 

まとめ

ニーズに合った360度カメラを選んで表現の世界を広げる 360度カメラなんて難しそう、とイメージされる方も多いと思いますが、案外操作は簡単なものも多く、楽しみ方もたくさんあります。価格帯も機能もそれぞれなので、どのような楽しみ方をしたいのか検討して、自分のニーズに一番合った360度カメラを選んでみてください。